作成:2024年7月25日 (木)
更新:2024年7月25日(木)
~式 次 第~ |
1.選手入場(優勝校:東海大相模、準優勝校:横浜、3位校:武相高校・向上高校) |
2.表彰(表彰状・旗・杯・盾授与) |
3.メダル授与 |
4.神奈川県高等学校野球連盟 布施 和久会長 挨拶 |
5.朝日新聞 横浜総局 石田 勲 総局長 挨拶 |
6.国旗・大会旗降納 |
7.選手退場 |
第106回全国高等学校野球選手権神奈川大会の閉会式が、2024年7月5日(金)の17時頃、横浜スタジアムで行われた決勝戦の終了後に、夕方の日差しが照り付ける暑さの中で行われました。多くの観客と関係者が集まり、熱気に包まれた式典となりました。
まず、優勝校の東海大学附属相模高校と準優勝校の横浜高校、そしてベスト4入りをした武相高校・向上高校の選手が入場しました。次に、東海大学附属相模高校に優勝旗、横浜高校に準優勝旗、武相高校と向上高校に敢闘賞旗が授与されました。
その後、各校の表彰・メダル授与が終わった後、神奈川県高等学校野球連盟の布施和久会長と朝日新聞横浜総局の石田勲総局長からそれぞれご挨拶がありました。
神奈川県高等学校野球連盟の布施和久会長は、横浜高校の選手に向けて「横浜高校のみなさん、今はなかなか気持ちの整理がつかないかもしれない、言葉もなかなか入ってこないかもしれない。それでも言わせてください。準優勝おめでとうございます。両校の想いと想いがぶつかり合う神奈川県の決勝にふさわしい素晴らしい決戦でした。横浜高校野球を存分に見せてもらいました。優勝校に劣らない、あなたたちは本当に良いチームですよ」と仰いました。続けて「よく言われることですが、最後まで勝ち続けるチームは一つだけです。全国で3,500近くのチームがこの大会に参加しています。甲子園でも最後まで勝つのは1チームだけです。どこかでほとんどのチームが負けてしまうのです。残酷なことを言うようだけれども、事実はどんなに願っても叶わないことがあります。努力をしてもうまくいかないことがあります。それでもみなさんがここまでしてきた努力、仲間と過ごしてきた時間、これは消えるものではありません。人生に無駄なことは一つもありません。大切なのは夢や目標に向かって一途に努力をしてきた過程です。その経験はみなさんの人生の必ず財産になります。私は夢は変わっていくものだと思います。一つの夢が形を変えて別の夢に繋がっていくと思います。高校野球を終えた3年生のみなさんは次の人生の夢に向かって飛び出してください。下級生のみなさんは新しいチームの夢に向かってスタートしてください。私たちはいつでも応援しています」と、高校球児に向けて彼らの努力や経験を称賛し、今後の人生における新たな夢や目標に向かって前進することを励ますメッセージを送りました。
朝日新聞横浜総局の石田勲総局長は、「横浜高校のみなさん、みなさんの気持ちが本当にいたわしく伝わってきます。春から頂点を目指して厳しい試合を続けてきたと思います。今日も本当にあと一歩のところでした。ぜひ、胸に刻んで脳裏に焼き付けてください。必ず一回りも二回りも成長できると思います。3年生、高校野球は今年で最後になります。秋からの新たなステップ、心からエールを送ります。そして、1年生・2年生、来年にこの大きな舞台でお会いしましょう!楽しみにしています」と、選手たちの努力を称え、成長を期待し、卒業生には新たな挑戦を、在校生には来年の活躍を応援するメッセージを送りました。
最後に国旗・大会旗を降納した後、選手が場内を一周して閉会式が終了しました。