2025年07月28日(金)
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Q. 先生になった理由について教えてください。
A.高校生の頃から、人の役に立ったり、人を助けたりする仕事に就きたいという思いを強く持っていました。当時は、具体的にはボディーガードのように人を守る仕事に憧れていて、映画の中で主人公が誰かを守るために身を張る姿に感動したことがきっかけでした。
その後、進路を考えていく中で、「人を助ける」ということをもっと広い視点でとらえるようになり、「人を育てる」という形でも人の力になれるのではないかと思い、教師という道を選びました。
また、横浜高校が提携しているアメリカの大学との関係の中で、現地では「ケビン校長」と呼ばれています。これは、本名の「カツラクラゾウ」がアメリカの方には発音しづらかったため、自分でミドルネーム「ケビン」をつけて活動しているからです。ただしこれはあくまで現地だけの呼び名で、日本ではあまり知られておらず、先生方もほとんど知りません。そういった国際的な活動も経験しながら、今は教育という場で人を育てることにやりがいを感じています。
Q.先ほどおっしゃっていた「人の役に立ちたい」とか「助けたい」という気持ちの原点、理由はどのあたりにあったのでしょうか?
A.「人の役に立ちたい」という思いの原点は、小さい頃に多くの人に助けられた経験から。「自分もそんな人になりたい」と思ったのがきっかけです。
Q.あまり一般の生徒は校長先生と直接接する機会は少ないと思うのですが、普段はどのようなお仕事をされてますか?
A.現在は校長であるだけでなく、理事長も兼任しているため、学校の代表として校外の会合に出たり、横浜市の校長会の会長として他校の校長先生と情報交換をしたりしています。校長室では教頭先生たちと学校の状況や生徒のことについて話し合うことも日常です。
Q.校長先生の教科というのは、どの担当なんですか?
A.理科です。特に理数系の分野を担当していました。最近は一貫コースの中学生を中心に、実験を通して自然の変化を教えていました。
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Q.横浜高校にはどのくらい前からいらっしゃるんですか?
A.もう40年くらいになりますね。
若かったですよ。当時は20代の後半で、今はもう60代の終わりですから。
Q.現在共学化して6年目に突入しました。今後学校をどのような雰囲気に、どのような学校にしていきたいというものはありますか。
A.共学化して6年が経ち、全学年が男女共学になった今、学校の運営は現場の先生たちに任せる段階に入った。校長はこれまで男子校から共学校への大きな転換を主導し、その責任も担ってきた。男子校時代は規律重視だったが、今はリベラルな雰囲気の学校になっている。校長と理事長を兼任しており、学校の将来像や設備などの「青写真」を描くのが役割。大きな変革は校長が責任をもって指揮する必要がある。個人的な関係が影響しないよう、教員との距離感も意識している。かつて野球部長を務めた経験もあり、当時の生徒(現・横浜ベイスターズの度会選手)との思い出も語りました。
Q.在校生や、これから横浜高校に入学する方に一言お願いします。
A.横浜高校はかつて男子校らしい厳しさや「男っぽさ」がありましたが、現在は自由な雰囲気になっています。そのぶん、生徒には「自分で考えて行動する力」が求められます。自由の中で何を選ぶかは本人次第であり、「自分を律すること」が大切だと思います。
Q.体がすごく大きいという印象があるんですけど、やっぱり筋トレはずっとしてるんですか?
A.校長としては会議や校内の見回りを行い、生徒たちにとって身近な存在でいられるように心がけています。毎朝3時半〜4時に起きており、以前は入試問題を解いていましたが、現在は授業を持っていないため筋トレを続けています。
筋トレ歴は30年以上。健康のために行っており、88歳まで現役だった前の校長の姿を参考に、「シンボリックな存在として倒れてはいけない」という責任感から、日々体調管理に気を配っています。
Q.森久保さんからみた校長先生はどんな方ですか?
A.嘘が嫌いで真っ直ぐな方です。しかも勇気があって色々なことに挑戦しています。
そんな性格もあって共学化に成功しても自慢したりしない方で尊敬します。
Q.逆に校長先生から見た森久保先生はどんな方ですか?
A.物事を最後までやろうとする責任感の強い方です。それが信頼につながってますね。
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マルチ)本日のインタビュー内容はこちらで締めさせていただきます。本日はお忙しい中お時間割いていただきましてありがとうございました。
校長)どうもありがとうございました。