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凄まじい勢いと迫力で観客の心を踊らせる和太鼓部「鼓魂」 【横校和太鼓部】

第三回和太鼓部定期演奏会

 2024年4月8日(月)

2024年3月27日(水)金沢公会堂にて「横浜中学・高等学校和太鼓部 第三回定期演奏会」が行われました。 多くの方々が聞きにいらしており、部員と一体になって盛り上がりました。

【第一部】◎和太鼓部「鼓魂」ステージ
〈曲目〉
・山彦太鼓
・行雲流水
・鼓魂
・衝動
・大漁勇み打ち
(アンコール)「鼓魂~アンコールバージョン~」

一曲目の「山彦太鼓」は山彦のように山で音が反響する様子を、和太鼓を叩いた音や姿で表現した曲となっていて、輪唱のように重なり合う太鼓がこの曲の特徴となっています。力強く和太鼓を叩く振動がとても体に響きました。
 二曲目は佐藤丈司さんと主将の杉江田亮人さんによる「行雲流水」で、力強くキレのある演奏が魅力でした。佐藤さんと杉江田さんは中学時代から 鼓魂に所属し、演奏者の太鼓のバチを回転させるパフォーマンスや力強い演奏にはとても目を奪われます。
三曲目は和太鼓部のチーム名にもなっている「鼓魂」です。この曲の途中にある各個人のソロ打ちは、部員一人一人が考えたリズムによって構成されています。部員それぞれが考えたリズムがとても個性が出ており、最後の曲の締まりがとてもかっこよかったです。
 四曲目は「衝動」という曲で、文教大学和太鼓部「楓」の演奏を基に鼓魂独自のアレンジを加えたこの曲は、 他の曲とは変わった力強い動きが特徴的でした。テンボが早いリズムの曲を9人が息のそろった演奏をしていて、とても素晴らしかったです。
 五曲目は「大漁勇み打ち」で、漁に励む漁師たちが大漁を喜んでいる姿を表現した曲だそうです。次々に隣の太鼓に渡って演奏する姿はまさに綱を引っ張りながら漁をする姿で、うまく表現していました。演奏者が一列に並んだ 太鼓を横に少しずつずれていくパフォーマンスがとてもかっこよかったです。また、途中からリズムと太鼓の叩き方が変わってストーリー性がある曲でした。
 五曲目の演奏が終わると、会場からは「アンコール!」と歓声が上がり、三曲目に演奏された「鼓魂」のアンコールバージョンが演奏され、第一部は幕を閉じました。

 

 【第二部】◎和太鼓部&吹奏楽部&応援指導部&チアダンス部 コラボステージ
〈曲目〉
・横浜高等学校応援メドレー(野球応援メドレー)
・八木節

第二部は、和太鼓部顧問の先生による、この春に卒業した三年生の紹介から始まりました。紹介が終わると卒業生の門出を応援するということで、吹奏楽部によって横浜高等学校応援メドレー(野球応援メドレー)が演奏され、応援指導部とチアダンス部も加わり華麗なパフォーマンスをしました。
 その後、前顧問の立石先生が登場されて、和太鼓部・吹奏楽部・応援指導部・チアダンス部合同で「八木節」の パフォーマンスをして会場がとても盛り上がり、第三回和太鼓部定期演奏会は幕を閉じました。


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