平成23年度 プロ野球ドラフト会議  < 近藤健介 捕手  北海道日本ハムファイターズ 4位指名>
                                        < 乙坂 智 外野手  横浜ベイスターズ                 5位指名>       



 2011年10月27日プロ野球新人選択会議(ドラフト会議)が、東京のグランドプリンスホテル新高輪で行われました。横浜高校からは、近藤健介捕手、乙坂智外野手の2名がプロ志望届を提出していました。

 両選手は、5時頃から野球部の寮の食堂にて、3年間一緒にやってきた3年生の仲間と一緒に、ドラフトのテレビ中継を見ながら吉報を待ちました。

 近藤選手は3年生と一緒に話をしたり、お茶などを飲みながら、指名されるのを待っていました。一方、乙坂選手は緊張してとても落ちつかない様子でした。

 テレビ中継が終了すると、記者の方のパソコンで速報を見ていました。更新されるたびに選手たちはパソコンに注目し、歓声が上がったり、ため息がもれたりしました。

 6時40分頃、近藤選手が北海道日本ハムファイターズに4位指名され、3年生からは大きな拍手と歓声が上がりました。そして、3年生とハイタッチをして喜びを分かち合いました。

 7時頃、近藤選手がご両親と一緒に学校長に挨拶に行っている間に、乙坂選手が横浜ベイスターズに5位指名されました。乙坂選手は不安を跳ねのけたように豪快なガッツポーズをし、2人そろっての指名に3年生は大喜びでした。

 7時30分頃から近藤選手のご両親、乙坂選手のお母様、3年生の仲間が見守る中で、記者会見を行いました。

 学校長、近藤選手、乙坂選手の順に会場に入りました。監督、部長を始めとした指導者は、関東大会で山梨に行っている為に出席出来ませんでした。

 学校長は、「2人の努力が実を結び、1つ上のステージで開花することを願っています。学校としても2人を応援し、彼らの活躍を期待します。」と話しました。

 近藤選手は、「これからは野球が仕事になるので、1つ1つのプレーをおろそかにせずにやってきたいです。横浜高校からプロに行けたことを監督、部長、コーチに感謝したいです。」と述べました。
電話で報告した渡辺監督からは、「『おめでとう。これからまたしっかりと練習するように。』と言われました。」と話し、「まずは一軍でプレー出来ること、その後は活躍できることを目標にしたいです。」と抱負を述べました。

 乙坂選手は、「指名されたことは素直にうれしいです。仲間の支えがあってのことなので、今後も感謝の気持ちを忘れずにやっていきたいです。」と述べ、「正直不安な気持ちでいたが、仲間が『大丈夫、自信を持って』と言ってくれたので穏やかな気持ちで待てました。」と話しました。また、「厳しい世界なので、必死にしがみついて、応援してくれる方、仲間、両親、横校の指導者の方々に恩返しできるようにがんばりたいです。」と力強く語りました。

 その後、3年生の待つ第1グラウンドに行き、皆から胴上げで祝福されました。




【近藤選手へのインタビュー】
Q:今の感想は?

A:ホッとしています。


Q:日本ハムにはたくさんのピッチャーがいますが、どのピッチャーとバッテリー組みたいですか。

A:球界代表するダルビッシュ投手とバッテリー組めるように結果を出したいと思います。


Q:プロになってどのような選手になりたいですか。

A:皆に愛されるような選手になりたいです。


Q:対戦したいピッチャーはいますか。

A:涌井選手、成瀬選手と対戦したいです。


【乙坂選手へのインタビュー】
Q:今の気持ちは?

A:素直に嬉しいです。


Q:プロではどのような選手になりたいですか。

A:プロである以上、結果を残す事は大事だと思うけれど、球場に来てくれた人に感動や勇気を与えられる選手になりたいです。


Q:ベイスターズにはたくさんの横浜高校の卒業した先輩が多く在籍していますが、どのように思いますか。

A:偉大な先輩が多いので、1日でも少しでも近付けるように精進したいです。


Q:対戦したいピッチャーはいますか。

A:阪神の歳内選手です。



































 


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