2020年度 プロ野球ドラフト会議
指名挨拶
12時頃、読売ジャイアンツのスカウト円谷英俊氏が、木下投手指名の挨拶のために来校されました。 校長室での指名の挨拶に木下投手は、葛校長、村田硬式野球部監督らと共に、緊張した面持ちで臨みました。 円谷氏は横浜高校硬式野球部出身で、村田監督の2年先輩ということもあり、「去年からスカウトとなり、今年初めて担当が指名され、先輩としてもうれしく思います。」と話し、頬を緩ませました。 「木下君の能力を評価しました。まだまだ原石ですが、これからの成長次第で、将来はすごいピッチャーになる要素を備えていると思います。ジャイアンツは野球に注がれるエネルギーがすごい、スタッフもいい、よい球団です。この上ない環境でがんばってほしいです。」と話しました。 原監督からの直筆のサインを受け取り、木下投手は指名された実感を感じた様子で、表情を引き締めました。 その後、木下投手は記者からのインタビューに応じました。 まず、「挨拶に来ていただき、指名された実感が湧いてきました。やっとスタートラインに立てた気持ちです。」と話し、「育成から一日でも早く支配下を勝ち取って、一軍で活躍する姿をみせたいです。」と語りました。 お祖父さんから家族でジャイアンツファンだったということで、「縁があると思っています。」と話しました。また、小学生の時はジャイアンツアカデミーに所属しており、ジャイアンツアカデミー出身者からは初めてのプロ入りということで、「子供たちの目標となる選手になりたいです。」と語りました。 また、DeNAから3位指名された松本投手のことを、木下投手は「早く支配下に上がって、戦える日がくればいいと思っています。」と語りました。 円谷氏は、木下投手のことを「調整がうまくいかず育成指名となりましたが、身体を作って、使えるようにすれば支配下の能力はあると思っています」とアドバイスを送り、さらに「身体、エンジン、指先の感覚も優れている。これから凄いピッチャーになると思います。」と期待を寄せました。 |
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